【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は17日、北朝鮮が同日午後3時10分(日本時間同)ごろ、東部の元山付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される数発を発射したと明らかにした。同軍によるとミサイルは約300キロ飛行。日米韓が情報共有し、詳しい性能を分析している。
林芳正官房長官は17日の記者会見で、現時点で日本の領海や排他的経済水域(EEZ)への飛来は確認されず、被害報告もないと説明した。
米韓両空軍は16日、両軍のステルス戦闘機を動員した合同訓練を韓国上空で実施し、北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、これを非難する「軍事論評員」の文章を配信していた。