【パリ共同】南太平洋のフランス領ニューカレドニアで起きた暴動を巡り、フランスと旧ソ連アゼルバイジャンの対立が激化している。フランスのダルマナン内相はアゼルバイジャンが暴動をあおっていると批判し、アゼルバイジャン側は真っ向から否定。フランスを非難するアゼルバイジャン発の偽情報も広がっている。
係争地ナゴルノカラバフを巡って対立するアルメニアをフランスが支援しているとして、アゼルバイジャンが以前から敵意を抱いていることが背景にあるとみられる。
暴動の引き金となったのはフランスからの分離独立を目指す政治勢力のデモ。