来日中のハンガリーのシーヤールトー外相は21日、東京都内で講演し、ロシアによるウクライナ侵攻について「どちらか一方が勝利することはない」と述べ、即時停戦と和平交渉を進めるべきだと主張した。交渉を進められる可能性があるのは、11月の米大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領しかいないとの考えも示した。
欧州連合(EU)加盟国ハンガリーのオルバン現政権は親ロシアで知られ、ウクライナ侵攻を巡り「中立」をアピールする。
トランプ氏は過去に、自身が返り咲けば24時間以内に戦争を終わらせられると訴えた。(共同)