【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=157円台を付けた。約3週間ぶりの円安ドル高水準。
今月1日のニューヨーク市場で短時間に円が急騰。日本政府・日銀による円買いドル売りの為替介入があったとの観測が広がったが、23日の円相場は介入観測前の為替水準に迫った。
午前10時20分現在は、前日比24銭円安ドル高の1ドル=157円01~11銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0825~35ドル、170円08~18銭。
朝方発表された米経済指標を受けて米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識したドル買い円売りが加速した。