愛媛県今治市で4月に開校した「FC今治高里山校」で学園長を務めるサッカー元日本代表監督の岡田武史さん（67）が6日、自身が長年取り組む環境問題をテーマに、同校の生徒に初めての授業をした。「自然環境が急激に変わりつつある今をどう生きるべきか、自分なりに考える機会にしよう」と語りかけた。
授業は、自然との共生の在り方を学ぶことを目的に造られた学外の公園「しまなみアースランド」（同市）で実施。地球が誕生してから現在までの自然環境や生命の移り変わりを表現した「地球の道」を生徒らと一緒に歩きながら講義した。
今後は講師として元プロ野球選手の古田敦也さんや指揮者の佐渡裕さんらも招く予定だ。