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陸自発砲、被告父「ただ冥福を」 岐阜の射撃場3人死傷事件1年

共同通信 2024年6月7日 16時25分

 岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で訓練中に隊員3人が自動小銃で撃たれ死傷した事件は14日で発生から1年を迎える。強盗殺人罪などで起訴された元自衛官候補生の無職渡辺直杜被告(19)の父親が7日、支援団体を通じ「現在はただ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすることしかできない」とのコメントを出した。

 起訴状などによると、渡辺被告は昨年6月14日、弾薬を奪おうと「89式5.56ミリ小銃」に弾倉を装填し隊員3人に対して計4発発射。菊松安親1等陸曹=当時(52)、特別昇任で陸曹長=と制止しようとした八代航佑3曹=当時(25)、同2曹=を殺害し、別の隊員(26)にも重傷を負わせたとしている。

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