香港での2019年の反政府抗議活動が本格化する契機となった大規模デモ（主催者発表で103万人参加）から5年となった9日、香港の民主派への連帯を示すデモが東京や台北で行われた。
東京では在日香港人ら約100人がJR新宿駅付近を約1時間にわたり行進した。19年のデモの民主派テーマ曲で、香港の裁判所が歌唱や演奏などを全面的に禁じた「香港に再び栄光あれ」を流しながら「香港に自由を」とシュプレヒコールを上げた。中国や香港の当局に身元を特定されるのを恐れ、多くの人がマスクなどで顔を覆った。
台北でのデモには数百人が参加。主催者らは統制が強まる香港への関心を持ち続けるよう呼びかけるた。