【エルサレム共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派の報道官は9日、紅海で英軍駆逐艦に多数の弾道ミサイルを発射したと主張した。「命中した」と述べたが、ロイター通信によると、英国防省は否定している。
報道官は、パレスチナ自治区ガザで多数の犠牲者が出た8日のイスラエル軍の人質奪還作戦に「対応した」とした。また、周辺海域で商船2隻をミサイルや無人機で攻撃したとし、ガザの問題が解決されない限り「作戦を続ける」と訴えた。
フーシ派はガザでイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスに連帯を示し、紅海周辺で商船への攻撃を繰り返している。