1983(昭和58)年6月11日、しばしば演奏活動を休止して「幻のピアニスト」と呼ばれたホロビッツ氏が初来日、東京・NHKホールでリサイタルを開いた。当時のクラシック音楽界では破格の平均4万円というチケットは即完売、超満員の聴衆は巨匠の円熟した演奏に聴き入った。86年に再来日し、89年に死去した。
共同通信 2024年6月11日 7時30分
1983(昭和58)年6月11日、しばしば演奏活動を休止して「幻のピアニスト」と呼ばれたホロビッツ氏が初来日、東京・NHKホールでリサイタルを開いた。当時のクラシック音楽界では破格の平均4万円というチケットは即完売、超満員の聴衆は巨匠の円熟した演奏に聴き入った。86年に再来日し、89年に死去した。