【キーウ共同】ウクライナ国防省は11日、無人機(ドローン)を専門とする部隊を新設したと発表した。今年生産を目指す無人機100万機の運用を担う。ロシアとの戦いでは無人機による偵察や攻撃が戦局を左右する鍵になっており、新たな部隊を通じてより効果的な作戦遂行を図る。
司令官に就いたスハレフスキー大佐は、今年生産したドローンは昨年の生産総数の6倍に達していると説明。ゼレンスキー大統領が昨年12月に表明した「無人機100万機の製造」を上回る可能性があると述べた。「ゲーム好きな若者にも操縦者としての適性がある」とし、入隊に期待した。