【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)加盟国は、10月に任期を終えるストルテンベルグ事務総長の後任にオランダのルッテ首相を26日にも正式指名する方針を固めた。加盟国筋が25日、明らかにした。
NATO事務総長は伝統的に欧州出身者が務めている。ルッテ氏は14代目となり、オランダ出身の事務総長としては4人目。任期は4年で、10月1日に就任する。
ルッテ氏は2010年にオランダの首相に就き、在任期間は同国史上最長。ウクライナ支援を巡ってはF16戦闘機の供与を決めるなど支援に積極的な姿勢を見せてきた。