島根県浜田市の水族館「県立しまね海洋館アクアス」は2日、雌のシロイルカ「アーリャ」が雌の赤ちゃんを1日午前に出産したと明らかにした。6月24日に別の雌「アンナ」も赤ちゃんを生んでおり、2週連続での出産となった。
同館によると、アーリャの出産予定は8月半ばだったが、アンナの出産の影響を受け時期が早まった可能性があるという。アーリャの赤ちゃんは推定で体長160センチ、体重60キロ。生まれてしばらくはアーリャが呼吸を助けていたが、現在は母子ともに元気に泳いでいる。
シロイルカはクジラの仲間で、北極圏に生息している。一般公開は8月ごろを見込んでおり、母子4頭を同時にお披露目する予定。