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目標達成までガザ戦闘を継続 イスラエル首相、強硬姿勢

共同通信 2024年7月8日 10時4分

 【エルサレム共同】イスラエル首相府は7日声明を発表し、ネタニヤフ首相は全ての目標を達成するまでパレスチナ自治区ガザでの戦闘を継続する方針だと強調した。イスラエルは、イスラム組織ハマス壊滅や人質救出を目標に掲げている。ネタニヤフ氏の強硬な姿勢は、ガザ停戦案を巡る協議の行方に影響を及ぼす可能性がある。

 昨年10月の戦闘開始から7日で9カ月。イスラエル軍は7日、ガザ北部ガザ市の学校がある地域で、戦闘員が活動していた施設を攻撃したと主張した。ロイター通信は7日、ガザ市で住民の避難所になっていた学校が攻撃を受けてハマス関係者の他に3人が死亡したと報じた。ガザ保健当局によると、ガザ側死者は3万8千人を超えている。

 首相府の発表によるとネタニヤフ氏は停戦案を巡る協議について、いかなる合意でも全ての目標達成に向けてイスラエルが戦闘を再開することを認めるよう主張している。

 イスラエル中部テルアビブでは7日、人質救出を求めるデモが行われ、数百人が中心部を練り歩いた。停戦を求めるプラカードを掲げる人もいた。

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