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アスベスト文書廃棄で賠償命令 違法性一部認定、神戸地裁

共同通信 2024年7月11日 19時13分

 アスベスト(石綿)の健康被害で2003年に死亡した兵庫県三木市の男性=当時(54)=の遺族が、労災記録を労働基準監督署が誤廃棄したのは違法だとして国に約300万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁(野上あや裁判長)は11日、違法性を一部認め、慰謝料など1万1千円の支払いを命じた。

 原告代理人の谷真介弁護士は記者会見で「公文書の誤廃棄について違法と認められたのは初めて。大きな意義がある」と話した。

 判決などによると、建設現場で働いていた男性は石綿の粉じんに暴露して中皮腫で死亡。厚労省が05年に関連文書を保存するよう通知したが署は保存期間を延長せず、15年に男性の記録を廃棄した。

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