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大型マグロ漁獲枠、1.5倍に 資源回復受け、国際会議で合意

共同通信 2024年7月16日 13時39分

 水産庁は16日、太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議で大型魚の漁獲枠を1.5倍にし、小型魚は10%増やすことで合意したと発表した。2025年以降の漁獲枠に適用する。資源量の回復傾向を受け、日本は大型魚で2.31倍、小型魚で30%増を提案していた。

 10~16日の日程で、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)北小委員会などの会議が北海道釧路市で開かれていた。

 現行の全体の年間漁獲枠は30キロ以上の大型魚が7609トン、30キロ未満の小型魚が4725トン。このうち日本は大型魚が5614トン、小型魚が4007トン。

 12月に漁獲枠を正式決定し、25年にも適用する。

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