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不祥事相次ぐ海自、トップ交代 組織立て直しへ課題山積

共同通信 2024年7月19日 11時5分

 海上自衛隊トップの海上幕僚長に斎藤聡海将(57)が19日、着任した。前任の酒井良氏(61)は特定秘密の不適切運用などの不祥事で懲戒処分を受け、事実上更迭された。海自では潜水艦の修理契約に関する「特別防衛監察」が進む他、18日には潜水手当の不正受給で逮捕者が出ていたことも明らかになり、組織の立て直しに向けた課題が山積している。

 斎藤氏は19日午前、東京・市谷の防衛省で儀仗隊の栄誉礼を受けた。

 防衛省によると、秘密を扱う公務員らの身辺を調査する「適性評価」を経ていない隊員が特定秘密を知りうる状態だった。手当の不正受給などと合わせ218人を処分した。

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