【ファンボロー共同】世界最大級の航空見本市、ファンボロー国際航空ショーが22日、英南部ファンボローで開幕した。日本と英国、イタリアの3カ国で進める次期戦闘機開発の進捗状況について三菱重工業の白石仁志シニアフェローが取材に応じ、「国際的な共同開発は企業にとって非常に大きな成長の機会だ」との認識を示した。
会場には次期戦闘機の最新の模型を展示。英国の政権交代で計画が見直される可能性が開幕前に報じられたが、ロイター通信によるとスターマー首相は会場で「開発は重要で、かなり進んでいる」と述べた。
開発は来年から本格化する。白石氏は「他国の技術や考え方にも触れることができ、有意義だと思う」とも述べた。