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サッカー男子日本、5―0好発進 パリ五輪競技開始、ラグビー連敗

共同通信 2024年7月25日 8時49分

 【パリ共同】パリ五輪は26日(日本時間27日未明)の開会式に先立って24日、競技がスタートし、サッカー男子でアジア王者の日本はボルドーでの1次リーグD組初戦で南米予選1位の難敵パラグアイに5―0で大勝し、好発進した。三戸舜介(21)=スパルタ、藤尾翔太(23)=町田=がともに2得点した。

 前半で相手に退場者が出て優位に立ち、大岩剛監督(52)は「相手が10人だったことを評価に入れないと。しっかりと(次のマリ戦へ)向かっていく」と手綱を締めた。

 B組では戦禍が続くウクライナがイラクとの初戦に1―2で敗れた。

 ラグビー7人制の男子もフランス競技場で始まり、地元フランスを中心に大勢の観客が詰めかけ、各チームの旗が振られて熱気に包まれた。日本は開幕2連敗を喫した。

 新型コロナウイルス禍で1年延期となり、原則、無観客開催となった2021年東京大会から3年。パリで100年ぶり3度目となる祭典は「広く開かれた大会に」をスローガンに掲げ、出場枠が史上初めて男女同数となる。8月11日の閉幕まで熱戦が繰り広げられる。

 聖火リレーはパリ近郊を巡り、聖火台への点火に向けて最終段階。開会式の舞台となるセーヌ川の周辺は住民や関係者以外の立ち入りが規制され、警備が厳格化。緊張感が高まっている。

 大岩剛・サッカー五輪男子日本代表監督の話 得失点差を考えれば、1戦目としては理想的だったかもしれないが(ほとんどの時間で)相手が10人だったということを、評価の中に入れないといけない。もう次の試合のことしか頭にはない。

 三戸舜介の話 しっかりと1戦目で勝てて、まずは良かった。(大会への)いい入りができた。また2戦目、3戦目で勝ちたい。得点でチームに貢献できたらいい。

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