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ハマスのハニヤ最高指導者殺害 訪問先イランで、ガザに影響必至

共同通信 2024年7月31日 12時54分

 【テヘラン共同】イラン革命防衛隊は31日、パレスチナ自治区ガザでイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者が訪問先のテヘランで殺害されたと発表した。イランのペゼシュキアン新大統領の宣誓式に出席するため訪問していた。ガザなど中東情勢に大きな影響を及ぼすのは必至だ。

 ハマスも31日、声明を発表し、殺害を確認した。ハニヤ氏はイスラエルによる襲撃を受けて死亡したと主張した。

 ハニヤ氏は1962年ガザ市のシャティ難民キャンプ生まれ。ガザ市のイスラム大卒。87年からのインティファーダ(反イスラエル闘争)に参加。イスラエルに何度も拘束、投獄され、92年レバノンに追放。93年ガザに戻った。2006年ハマス単独の自治政府内閣の首相。07年3月ハマスと穏健派ファタハなどによる連立内閣で首相を続投したが、ハマスとファタハの抗争が収まらず6月解任。その後もハマスのガザ地区指導者として「首相」を自称。17年5月、ハーレド・マシャル氏の後継の指導者兼政治局長に選出された。

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