子連れや身体が不自由な旅行客にも気軽に観光を楽しんでもらうため、北海道の新千歳―函館空港間で3日、レンタルしたベビーカーや車椅子を相互に乗り捨てられるサービスの実証事業が始まった。来年3月末までの予定。
サービスを提供する一般社団法人「日本UD観光協会」によると、昨年夏に新千歳空港内でレンタル事業を実施した際、利用者から「観光ルートの都合上、函館で返せれば」といった要望が多数あり、今回初めて乗り捨てサービスを行うことにした。
同協会の林克郎代表（69）は「今後、道内の他の空港とも連携していきたい」と話している。