【パリ共同】フェンシング男子エペ団体で銀メダルを獲得した日本代表が3日、パリ市内で記者会見し、初優勝したエペ個人に続いて表彰台に立った加納虹輝(JAL)は「たくさん苦しい試合はあったが、乗り越えることができた。人数が多い分、団体の方がうれしさは大きい」と達成感に浸った。
フランス発祥とされる競技で前回王者として連覇こそ逃したが、改めて日本の強さを証明し、古俣聖(本間組)は「信じられないくらい、うれしい気持ちでいっぱい」と喜びを表現。山田優(山一商事)は「みんなのことを家族だと思っている。信用、信頼はどの競技よりも強い」と秘訣を語った。