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レスリング文田が金、尾崎は銅 スケボー開心那は銀メダル

共同通信 2024年8月7日 7時1分

 【パリ共同】パリ五輪第12日の6日、レスリングの男子グレコローマンスタイル60キロ級で前回東京五輪2位の文田健一郎(28)=ミキハウス=が初優勝し、グレコの日本勢で40年ぶりとなる金メダルに輝いた。

 スケートボード女子パークは開心那(15)=WHYDAH GROUP=が2大会連続で銀メダルを獲得した。草木ひなの(16)=スターツ=は8位。前回金の四十住さくら(22)=第一生命保険=は予選落ち。

 レスリング男子グレコ77キロ級の日下尚(23)=三恵海運=は決勝に進出し、銀メダル以上が確定した。女子68キロ級の尾崎野乃香(21)=慶大=は3位決定戦を制して「銅」。同50キロ級の初戦で敗れて2連覇を逃した須崎優衣(25)=キッツ=は敗者復活戦へ回った。

 卓球団体の女子で前回銀の日本は準々決勝でタイに快勝して4強に進出。前回銅の男子は準々決勝で台湾を下して準決勝に駒を進めた。

 アーティスティックスイミング(AS)はチーム・フリールーティン(FR)を終え、日本は4位に一つ後退した。

 文田健一郎の話 3年前の(東京五輪の)決勝のことをすごく思い出した。(この3年間は)経験したことのないような苦しい期間もあったが、それと同じくらい楽しいこともあった。トータルしてプラスが上回ったので、今回優勝できたのかなと思う。

 開心那の話 今回出したかったものを出し切れたし、メダルも取れた。後悔のない大会。本当にうれしい。自分のやりたいランをみんなに見せたいという気持ちで(構成を)つくった。

 尾崎野乃香の話 3位決定戦で勝つことができてほっとしている。一度どん底を見た後に、はい上がって試合をすることで勇気とか諦めない思いを見せられたのなら良かった。

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