8日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=146円近辺で取引された。
午前10時現在は前日比69銭円高ドル安の1ドル=145円99銭~146円01銭。ユーロは68銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円54~57銭。
日米で株価の不安定な動きが継続し、比較的安全な資産とされる円を買ってドルを売る流れが先行した。日米における金融政策の方向性の違いも引き続き材料視された。
前日7日は、日銀の内田真一副総裁の発言を受けて円が急落した。外為ブローカーは「過剰反応だったと判断した投資家が円買いで方向を修正している」と指摘した。