8日の女子53キロ級決勝で藤波朱理(日体大)がジェペスグスマン(エクアドル)にテクニカルスペリオリティー(TS)勝ちし、金メダルを獲得した。連勝を137に伸ばした。同級の日本勢の制覇は2021年東京五輪の志土地真優(旧姓向田)から2大会連続。
女子57キロ級で世界女王の桜井つぐみ(育英大助手)は準決勝で16年リオデジャネイロ五輪女王マルーリス(米国)を10―4で下して9日の決勝に進み、銀メダル以上が確定した。
男子フリースタイル57キロ級の樋口黎(ミキハウス)は準決勝でアマン(インド)にTS勝ちし、決勝進出。銀メダル以上が確定した。同86キロ級の石黒隼士(自衛隊)は準々決勝で米国選手に屈し、敗退した。(共同)