韓国の新たな駐日大使に任命された朴チョル熙氏(61)が9日、日本に着任した。政府、国民レベルの人的交流拡大など良好な日韓関係を背景に「揺るがず後戻りしない韓日関係を構築するのが私の責任だ」と強調。「両国の信頼の深化に役立つならどこにも駆け付け、誰にでも会う」と抱負を語った。到着した羽田空港で報道陣に述べた。
朴氏は尹錫悦政権で2人目の駐日大使。前任の尹徳敏氏と同じく韓国を代表する知日派の学者出身で、日本の政界にも幅広い人脈を持つ。朴氏の起用は、尹政権の対日関係重視継続の表れで、来年の日韓国交正常化60周年に向けた両国関係の安定と発展、協力強化に取り組む。