【パリ共同】レスリング女子53キロ級で金メダルを獲得した20歳の藤波朱理(日体大)が9日、パリ市内で記者会見し「想像していた以上に最高の舞台で、楽しんで試合をすることができた。五輪チャンピオンになる夢をかなえた実感はないが、胸いっぱいの、幸せな気持ちで過ごせている」と笑顔で語った。
決勝から一夜明け、パリで口にしたかったというクロワッサンを食べ「最高においしかった。帰国までに(菓子の)カヌレとマカロンは食べたい」とリラックスした様子。中学生時代からの連勝を137に伸ばし「(記録は)本当に意識していない。自分やレスリングに注目するきっかけになれば、すごくうれしい」と受け止めた。