9日の男子フリースタイル57キロ級決勝で2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの樋口黎がリー(米国)を4―2で下し、金メダルに輝いた。日本勢の男子フリー最軽量級の制覇は36年ぶり。
女子57キロ級決勝は世界女王の桜井つぐみがニキタ(モルドバ)に6―0で勝ち、金メダルを獲得。同級の日本勢の優勝は2大会連続。男子フリー86キロ級はラマザノフ(ブルガリア)が制した。
女子62キロ級の元木咲良が準決勝でブレン(ノルウェー)にフォール勝ちし、10日の決勝に進出。男子フリー74キロ級の高谷大地は準決勝でデーク(米国)を破り、決勝に進んだ。元木と高谷は銀メダル以上が確定した。(共同)