自民党の渡辺猛之参院議員(56)=岐阜選挙区=は10日、来年2月の任期満了に伴う岐阜県知事選に関し「意欲があるのは事実。県政に携わることになればやりたいことはある」と述べた。同県美濃加茂市で記者団の取材に応じた。現在5期目の古田肇知事(76)は8日の記者会見で出馬しないと明らかにしている。
渡辺氏は「県内の首長や議員、団体の皆さんからぜひ知事をやってほしいという声をずっといただいてきた」と説明。「100%固めたわけではない。決断したときは情勢を見ながら、職を辞するタイミングを検討したい」とした。
知事選には元内閣府官房審議官の江崎禎英氏(59)が出馬の意向を固めている。