徳島市の阿波おどりで開催2日目となった12日、街中での踊りが本格的に始まった。日中は屋内での舞台公演が続き、夕方からは街のあちこちで人々が踊った。南海トラフ巨大地震の注意情報が発表されたが、実行委員会は初日から予定通り開催している。
この日は午前11時から同市のホールで舞台公演「選抜阿波おどり」が行われた。地元の有力な踊り手グループ「有名連」6連が出演。トップバッターとなった「藝茶楽」は総勢約60人が白い衣装に身を包み、息の合った踊りを披露した。
午後6時からは色鮮やかな衣装に身を包んだ踊り子たちが次々と複数ある演舞場を通り抜けた。客席からは歓声や拍手が起こった。