世界各地の民族音楽のアーティストが集う「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」が23日から富山県南砺市で開かれる。「音楽を通した異文化交流」を掲げて1991年に始まり、ライブのほか、楽器作りのワークショップなども行われる市民参加型の音楽フェスティバルだ。企画・運営は地元のボランティアらが担い、同市の夏のイベントとして定着している。
33回目の今年はブラジル音楽の新鋭、アナ・フランゴ・エレトリコさんが初来日するほか、インドネシアの伝統音楽に新たな解釈を加えるグループ、ヌサンタラ・ビートなど国内外の二十数組が出演。韓国やカリブ海の伝統楽器を実際に演奏できるワークショップも開く。