連休明け13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比63銭円安ドル高の1ドル=147円83~85銭。ユーロは81銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円57~61銭。
朝方は中東情勢を巡る緊張の高まりを背景にドル売り円買いが先行した。その後、日経平均株価の上げ幅が広がり、節目の3万6000円台を回復したことで投資家のリスク回避姿勢が和らいで円売りが優勢になった。輸入企業による実需のドル買いもあった。
市場では「米経済の先行きを見極めようとする様子見姿勢もあった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。