14日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が方向感を欠く展開となった。前日の米国市場で主要な株価指数がそろって上昇したのが追い風になり上げ幅は一時400円を超えたが、利益確定売りから下げる場面もあった。岸田文雄首相が自民党総裁選に立候補しないと表明したことで政治の不透明感も意識され、不安定な値動きとなった。
午前終値は前日終値比77円25銭安の3万6155円26銭。東証株価指数(TOPIX)は11.87ポイント高の2565.42。
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待からニューヨーク市場で株価が上昇した流れを朝方は引き継いだ。