地震などへの防災に関する民間調査で「自分か家族が防災対策をしている」との回答が50.9%と半数を超え、前年よりも3.8ポイント伸びた。1人当たりの平均対策費用は38.0%増の2831円で、能登半島地震の影響が大きいと指摘している。調査会社インテージ(東京)が14日発表した。
調査は7月下旬に実施、5千人から回答を得た。
能登半島地震で被災した富山、石川県とそれ以外の地域の意識の違いも調べた。「防災対策で今後したい、強化したい項目」(複数回答)では、「レトルト食品・インスタント食品」が富山、石川県の在住者(計58人)で51.7%、それ以外でも46.2%と最も高かった。