街路樹切断の罪認める、横浜地裁 BM元店長、判決は9月

　中古車販売大手ビッグモーター（BM、現WECARS＝ウィーカーズ）川崎店前の歩道で街路樹を切断したとして、器物損壊の罪に問われた元店長馬籠太被告（33）は14日、横浜地裁（吉井隆平裁判長）の初公判で起訴内容を認めた。検察側が罰金20万円を求刑し、弁護側は情状酌量を求め即日結審した。判決は9月9日。

　起訴状によると、川崎店の店長を務めていた2022年10月12日、BMの「環境整備推進委員」だった蒲原敏之被告（51）＝同罪で起訴＝と共謀し、川崎市川崎区の歩道上で、ツツジ6本をのこぎりで切断し損壊したとされる。

　BMでは、保険金不正請求といった問題が相次いで発覚。