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入浴時やけどで88歳死亡、札幌 特養職員、業過致死疑い書類送検

共同通信 2024年8月15日 11時37分

 札幌市豊平区の特別養護老人ホーム「羊ケ丘陽光苑」で3月、湯船の温度確認を怠り、入浴した女性入居者=当時(88)=にやけどを負わせ死亡させたとして、北海道警が業務上過失致死の疑いで40代の男性職員を書類送検していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は3月、女性が入浴する際にお湯の温度が適切かどうかを確認する義務があったのに怠り、全身にやけどを負わせ、多臓器不全で死亡させた疑い。職員は「温度の確認をしていなかった」と容疑を認めているという。

 職員は女性が入浴後、やけどを負った可能性に気付いた。女性は5日後に搬送先の病院で死亡した。

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