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小林鷹之氏、愛称「コバホーク」 保守層受け皿に急浮上

共同通信 2024年8月19日 16時49分

 自民党の小林鷹之前経済安保担当相(49)は、衆院当選4回以下の中堅・若手議員の間で「ポスト岸田」の有望株として急浮上した。愛称は名前をもじって「コバタカ」あるいは「コバホーク」。憲法9条への自衛隊明記にこだわりを見せるなど保守層の受け皿を意識した発信が目立つ。

 千葉県出身で東京の進学校・開成高校から東大に進み、ボート部主将を務めた。1999年に旧大蔵省に入省。在米日本大使館に勤務時代、自民から民主党への政権交代によって日米関係が不安定化したのを目の当たりにし、政治家の道を歩もうと決断した。

 2009年、危機感から当時の谷垣禎一総裁に手紙を書いて会いに行ったところ、引き合わされたのが選対局長を務めていた二階俊博氏だ。「とにかく歩け」「本気になる仲間が5人いれば何でもできる」との二階氏の教えに従い仲間を増やしたが、人付き合いにドライな一面も。

 自民が政権を奪還した12年衆院選で千葉2区から初当選した。二階派に入り、二階氏が今年3月次期衆院選への不出馬を表明した記者会見には千葉から駆けつけた。

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