【ニューヨーク共同】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比55.52ドル高の4万0890.49ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の動向を見極めたいとの様子見姿勢が強い中、早期利下げ開始への期待から、買い注文が優勢だった。
FRBが公表した7月30~31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、大半の出席者が9月の利下げ決定に前向きな姿勢を示した。このため9月に利下げが開始されるとの期待が高まった。ただパウエルFRB議長の講演を今月23日に控え、もみ合う時間帯もあった。