【ソウル共同】韓国で22日、北朝鮮によるミサイル攻撃を想定した避難訓練が全国一斉に実施された。ソウル中心部では、午後2時(日本時間同)に空襲を知らせるサイレンが鳴ると、警察官が一般車両の通行を規制したり、市民らが地下に避難したりする訓練が行われた。
「民防衛」と呼ばれる定期訓練で、北朝鮮との対話を重視した文在寅前政権では全国一斉の実施を見送っていた。南北間の緊張の高まりを受け、尹錫悦政権が昨年6年ぶりに訓練を再開させた。
19日に始まった米韓両軍の大規模合同演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」に合わせて行った。