Infoseek 楽天

台風10号、27日以降上陸恐れ 29日にかけ新幹線運休も

共同通信 2024年8月25日 23時17分

 強い台風10号は25日、発達しながら日本の南を進んだ。暴風域を伴いながら北上し、27日以降に西日本から東日本に接近、上陸する恐れがある。気象庁は西日本で暴風や高波に厳重警戒を呼びかけており、九州南部では走行中のトラックが横転する恐れがある猛烈な風が吹く見込み。西、東日本で土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。

 27~28日に新幹線の運転を見合わせる可能性があるとしていたJR各社は25日、新たに29日も計画運休の可能性があると発表した。東海道新幹線は28~29日、山陽新幹線は27~29日のそれぞれ一定の期間が対象。JR東日本は上越、北陸を中心に、東北、山形、秋田の各新幹線で28~29日に大幅な遅れや運休の恐れがあるとしている。

 台風は25日午後9時現在、日本の南を時速約30キロで西北西に進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から半径55キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。

この記事の関連ニュース