週明け26日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。東京外国為替市場の円相場が一時1ドル=143円台の円高ドル安水準で取引されたのが逆風となり、売り注文が優勢となった。下げ幅は一時500円を超えた。
午前終値は前週末終値比419円59銭安の3万7944円68銭。東証株価指数(TOPIX)は30.39ポイント安の2654.33。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が23日の講演で9月に利下げする考えを示し、外国為替相場の円高ドル安が進んだ。株式市場では自動車や電機など輸出関連の主力銘柄が下げ、相場全体を下押しした。
中東情勢の混迷も重荷になった。