気象庁は2日、今年夏(6~8月)の日本の平均気温が平年を1.76度上回ったと発表した。1898年の統計開始以降で最高だった昨年に並び、2年連続で最も暑い夏となった。高温傾向は9月も続く見通しで、引き続きクーラーの適切な使用など熱中症対策が必要な状況となりそうだ。
日本の平均気温は、都市化による環境の変化の影響を受けにくく、地域的な偏りがないよう選んだ15地点の観測結果から算出する。1991~2020年の30年間の平均が基準値。
また6~8月の間、全国914のうち144地点で最高気温が地点ごとの観測史上最高に並ぶか更新した。