政治団体「つばさの党」による衆院東京15区補欠選挙での選挙活動妨害事件で、東京地裁は13日、公選法違反(自由妨害)の罪に問われた同党代表の黒川敦彦被告(46)ら3被告の初公判を11月20日に指定したと明らかにした。
他に初公判が指定されたのは、補選で落選した幹事長の根本良輔被告(30)と、幹部の杉田勇人被告(39)。
起訴内容によると、3被告は共謀して、ことし4月の15区補選で、当選した立憲民主党の酒井菜摘氏陣営などの選挙カーを追尾したほか、車のクラクションを執拗に鳴らして無所属新人乙武洋匡氏陣営の街頭演説を妨害したとしている。