世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2024」の一般公開が28日、千葉市の幕張メッセで始まり、最新作のソフトをいち早く試そうと、大勢の来場者でにぎわった。ゲーム人気が世界的に高まる中、海外の愛好家へのPRを強化し、親子で楽しめるエリアもある。29日まで。
出展数は44の国と地域から985社で過去最多となり、半数以上が海外勢だ。海外からの来場者を増やそうとアジアなどで誘致活動を強化したほか、旅行会社と連携してゲームショウを訪れるツアーも企画した。
国内メーカーでは、海外でも人気の高いコナミの「メタルギア」や、セガの「ソニック」シリーズの発売予定の新作などが出展され、体験には人だかりができた。
親子向けの「ファミリーゲームパーク」では、子どもたちが最新ゲームの体験や、ゲームプログラミングに挑戦。母親と訪れた横浜市の男児(9)は「ゲームがたくさんあって楽しい。将来はゲームクリエーターになりたい」と話した。
コスプレエリアではゲームの登場人物になりきったコスプレーヤーがポーズを取って盛り上げた。