スポーツ少年団とクラブ連携議論 30年度までに新制度構築

　日本スポーツ協会は30日、スポーツ少年団と総合型地域スポーツクラブの連携を進める会議の第1回会合を東京都内で開き、登録制度の統合など2030年度までに新たな仕組みを構築する方向性を確認した。互いの組織の強みを生かして人口減少や少子高齢化による子どものスポーツ機会喪失の課題解決を目指す。

　座長に選任された龍谷大の松永敬子教授は「部活動改革も進み、さまざまな状況の変化がある。それぞれの組織の活動を理解し、できることから始めていく」と述べた。