元人気キックボクサーの那須川天心（帝拳）が2日、プロボクシング転向5戦目の世界ボクシング機構（WBO）アジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦（14日・有明アリーナ）に向けた練習を東京都内で公開し「毎日発見がある。どれだけ試合までに強くなれるか楽しみ」と自信を漂わせた。
前回7月は3回TKOで圧勝するなどプロデビューから4連勝。この日の3ラウンドのスパーリングでは多彩な左右のコンビネーションを披露し、好調ぶりを示した。
注目高まるサウスポーは初めて地域タイトルが懸かるフィリピン選手との一戦にも「世界を取るための切符。手段でしかない」と重圧はない様子だ。