【ニューヨーク共同】対話型生成人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIは3日、三井住友銀行や米金融大手JPモルガン・チェースなど日米欧の9行と40億ドル(約6千億円)の融資枠を設ける契約を結んだと発表した。設定された金額の範囲内であれば必要に応じて資金を借りることができ、AI開発の態勢を強化する。
2日には66億ドルの資金調達を完了したと発表しており、AI開発の加速に向けて、出資と融資枠を合わせて1兆5千億円を超える巨額の資金を確保した。
9行は他に、米金融大手ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、欧州金融大手UBSやHSBCなどを含む。