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米大統領、イラン制裁検討 石油施設攻撃は支持せず

共同通信 2024年10月5日 5時27分

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は4日、ホワイトハウスで記者会見し、イスラエルを弾道ミサイルで攻撃したイランへの制裁を検討していると表明した。イスラエルが報復としてイランの石油施設を攻撃する可能性を問われ「私なら別のやり方を考える」と発言。支持しない考えを示し、イスラエルに自制を求めた。

 11月に米大統領選を控え、バイデン政権は石油施設への攻撃が世界的な原油価格の高騰を招き、有権者の不満につながることを懸念している。

 バイデン氏は、イスラエルには自国に対する危険な攻撃に反応する権利があるとした上で「民間人の被害には細心の注意を払う義務がある」と訴えた。

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