【北京共同】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は11日、党創建79年を10日に迎えたことを受けた金正恩朝鮮労働党総書記の談話を掲載した。核・ミサイル開発には言及せず、党の結束と理念継承、規律厳守を呼びかける内容。金氏は10日に開かれた祝賀公演に最高指導者の「個人的賓客」としてロシアの駐北朝鮮大使を招き、厚遇した。
談話は労働新聞の1～2面にわたる長文。党員は国民に奉仕すべきだとする「人民大衆第一主義」が党創建以来の最も重要な理念だとし、党員は家族や親戚の中でも不正や腐敗行為が起きないよう常に注意を払うべきだと記した。来年の創建80年に向け奮起も促した。