今回の衆院選に立候補した女性は314人で、これまで最多だった2009年衆院選の229人を大きく上回り、過去最多となった。前回の186人からも128人増。自民、立憲民主両党が女性を重点的に擁立したことが要因とみられる。比率は前回の17.7%から5.7ポイント増の23.4%となった。
政党別に見ると最多は共産党で、236人中88人(37.3%)を占めた。共産は前回も女性の割合が30%を超えていた。
自民は342人中55人で過去最多の人数となり、女性の比率は16.1%だった。派閥裏金事件に関係した議員の公認や比例代表への重複立候補を見送る一方、女性や若手を積極的に擁立した。