【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比337.28ドル高の4万3077.70ドルと2日ぶりに終値の最高値を更新して取引を終えた。堅調な決算発表を好感し、金融株などに買い注文が膨らんだ。
前日300ドル超値を下げた反動で、割安感が出た銘柄も物色された。物価高を抑えつつ景気後退を回避するソフトランディングへの期待感が、相場の支えとなっている。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、51.49ポイント高の1万8367.08。
個別銘柄では、通信機器のシスコシステムズ、クレジットカードのビザの上昇が目立った。半導体のインテルは売られた。